映画小説「第5惑星」 | 綿菓子屋此処似候

映画小説「第5惑星」

 夕方に近くのBOOK-OFFに行く。
「ミレニアム」と「犬の力」を欲しかったのだが、後者だけ揃えられた。「ミレニアム」は結構書店で見かけたので古本も溢れていると思ったのだが一冊も見つからなかった。

 しかし、講談社X文庫の映画小説「第5惑星」を見つけた。この映画の原作「わが友なる敵」は中編ながら一番好きなSF小説のひとつだ。何度も読み返して、いつもしばらくは読後の感動に浸っていた。
 映画は後半の展開が原作とは微妙に違って残念ではあっても好きなSF映画のひとつとなっている。珍しくビデオを購入して数回は見ただろう。

 その映画のノベライズ版が出ているとは知らなかったし、それがこの地方のBOOK-OFFにあるなんて、マイナーな映画なだけに、奇跡としか思えなかった。全体に黄ばみ、105円だったけど。
 ノベライズには原作者も関わっているらしい。読む前から愛読書になりそうだ。